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「昆布売」と「仁王」を観てきました。野村万作さん、万乃介さん、萬斎さんなどといった方々が出演されました。演目に入る前に石田幸雄さんが実演をまじえながらの解説をしてくださったので、初見ながらじゅうぶんに楽しむことができました。

もう八十歳近いというのに、野村万作さんの声の艶には驚くばかりです。浄瑠璃節や踊り節で昆布の売り文句をうたう姿にも切れがありました。「昆布売」は下克上の世相を反映した狂言のようですが、昆布売が大名を踊らせるという発想は面白いなと感じます。

「仁王」は貧困にあえぐ男がみずから仁王像に化けてお賽銭や供物を騙しとるという話です。萬斎さんの美しい立ち姿とよくとおる声が素敵でした。

伝統芸能ということもあり、もっと堅苦しいものかとばかり思っていましたが、狂言では単純な擬音や身振りが直截に訴えかけてくるので、眼でも耳でも楽しむことができます。

古代ギリシア喜劇やフランス古典喜劇、シェイクスピア劇などと同じように、狂言の笑いにもまた、現代に通ずるものが多くある気がします。人々がなぜ笑いを求めるのか、笑いはどんな力をもつのかということを考えてみたいと思いました。
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