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大学生活も半分を終えてしまったというのに、シェイクスピアもろくに読んだことがないなんて、浅ましいというより他にない…高校時代はそういう名作よりもむしろ異端への憧れが強く、古典的な名作に触れたことがほとんどありませんでした。文科の学生として、この春休みは新規蒔き直し(笑

ところで坪内逍遥訳の「ロミオとヂュリエット」

ヂュリ おおロミオ、ロミオ! 何故卿はロミオぢゃ! 父御をも、自身の名をも棄ててしまや。それが否ならば、せめても予の恋人ぢゃと誓言して下され。すれば、予ゃ最早カピューレットではない。

ヂュリエットは何歳なのかしらんwww
ちなみに、太宰治の「新ハムレット」では、坪内氏の翻訳を少々からかったような場面があります。

レヤ(レヤチーズ)。「(前略)あんまり居眠りばかりしてないで、たまにはフランスの兄さんに、音信をしろよ。」
オフ(オフィリヤ)。「すまいとばし思うて?」
レヤ。「なんだい、それあ。へんな言葉だ。いやになるね。」
オフ。「だって、坪内さまが―」
レヤ。「ああ、そうか。坪内さんも、東洋一の学者だが、少し言葉に凝り過ぎる。すまいとばし思うて? とは、ひどいなあ。媚びてるよ。いやいや、坪内さんのせいだけじゃない。お前自身が、このごろ少しいやらしくなっているのだ。(後略)」

こんな風に書いておきながらも、はしがきのところで、「作者は軽い気持で書いたのだから、博士の弟子も怒ってはいけない」と、坪内博士のお弟子さんに釈明をしているところがかわいいw
太宰のハムレットはちょっと屈折した皮肉屋に仕立てられていて面白いのですが、僕は原作よりも先にこの「新ハムレット」を読んでしまったために、ハムレットがわからなくなってしまいました(爆

演劇っていいですねー

26日にはモリエール原作、是枝正彦氏演出の「スガナレル」を観に行きます。どんな演出なのか何も知らずに買ってしまいましたが、いまから楽しみにしています。

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